活動の背景
BACKGROUND核家族が進む中、地域に目を向けた時に自分と同じように悩んでいるお母さんがいるのではないか、
そんなお母さんたちの助けになりたい、
そう思い立ち当団体を立ち上げ活動しています。
大人も子供も、ご高齢の方も世代を超えて他者や社会と関わりを持ち、
食や遊びを通じてお互いに学び合える居場所づくりを目指しています。
我が子が5歳の時、自閉症と診断されました。身体に障害があり歩くこともままならず、音にも敏感だったのでヘッドギアとヘッドホンをいつも着用。公園にも行けず、子育ての悩みを打ち明けるママ友もいなくて、寂しくて精神的につらい思いをたくさんしました。
唯一、子供との楽しみは家の前にあるスーパーに買い物に行くこと。外食や遊びに行くことも簡単にはできなかったので、短時間の買い物がプチ旅行に思えるくらいの楽しさと、外の世界に触れることの喜びを感じました。
今、抱えているの「2つ」の課題
PROBLEMS-
こども食堂運営の人手不足
地域のボランティアさんにご協力いただいてますが、こども食堂を始めて5年が経ち参加してくださる方も増えてきたこともあり、調理や準備の人手不足になっています。子育て世代のお母さんたちにも携わっていただきたく、一緒に取り組むことによってお母さん自身の社会参加、活躍できるコミュニティを作っていきたいと考えています。
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こども基地の運営資金
私たちの活動は皆様のご支援、寄付で成り立っています。さまざまな寄付・協賛プランをご用意しておりますので、ぜひ一度、「寄付・協賛ページ」をご確認ください。
今後の展望
FUTURE VISIONこども食堂には、不登校や引きこもり、精神的な辛さや身体的な不自由を抱えた子供たちも来ています。そんな彼らも、こども食堂ではパソコンやゲーム、ボードゲームなど自分の好きなことの共通点を友達と見つけ、意気揚々と笑顔に溢れています。今は親の元で生活できますが、社会へ出る年齢になった時のために、自分で生きるための知恵や力をつける環境づくりとして、地域や企業と提携し、子供たちの将来に繋げていきたいと考えています。
スタッフについて
STAFF古川 美衣
Mii Furukawa私が"こども基地"を立ち上げたきっかけは、障害のある娘の子育ての経験でした。『話す時はこどもの目の高さでね』と教えてくれた彼女の養護教諭との出会い。多くの人と関わることで、子どもの価値観が変わり、人生の選択肢を広げます。貧困であってもなくても、すべての子にそうした出会いを提供できる世の中を、みなさんとご一緒に作れればと思います。